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ガラスの仮面の第10章/冬の星座『ふたりの王女』オーディンション時の審査員について

今日は、第10章/冬の星座から。

 

ガラスの仮面の第09章は、

『おらあ、トキだ!』の直後から始まる。

泥饅頭を食べて、役になりきってしまう。

 

『トキだから、食べたのよ』

『やはり、、おそろしい子』

亜弓さんがつぶやく。

 

そして、またマヤは復活を遂げるべく

月影先生のお叱りもあり(汚名返上)

一ッ星学園で一人芝居を演じ、

(略)

その後、『ふたりの王女』のオーディションを受けるため

日帝劇場の前でマヤが(全てを決意した意気込み)の後ろ姿。

 

このあと、第10章の冬の星座は

『ふたりの王女』のオーディションを受けるため

控室に向かう所から始まる。

 

この時の審査員が

向かって右から

劇評家  藤倉 栄

演出家  風間 鬼平

脚本家  瀬戸 哲也

舞台美術 大友 静香

制作主任 兼平 良介

 

漫画を見ていたら、この審査員の顔つきに目がいってしまった。

驚き、驚愕、笑い、ユーモア、笑顔

 

審査員という名の観客をモットーに

良い芝居をするんだ。ではなく

一人の観客として楽しんでもらう。

そのためにはどう演じればいいんだ。

そんなことを考え挑んだオーディション。

それは審査員を釘付けにする内容、演技であり

観ている者を楽しませてくれる演技であった。

 

『毒』を演じ

『キッスは目にして』で塀にペンキ塗り

『レストラン』で感動を生む

 

結果は、もちろんマヤの圧勝

一緒に挑んだ仲間は敵ではなく

拍手を送り大手を振って頑張ってください。

と応援する側にすっとなる。

 

うしろに見え隠れする審査員とその顔つき、

その何気ない顔つきが、垣間見えることで

このシーンをより際立たせるものになっているのかもしれない。

何だか『ふたりの王女』のオーディンションの

審査員に目が行ってしまいのコメントでした。